内倒し窓
欄間に設置する内倒し窓を製作しましたのでご紹介いたします。
内倒し窓とは
うちたおしまど、うちだおしまどと読みます。
内側に開くタイプの窓で、主に採光や換気を目的としています。
形状としては滑り出し窓(外だし窓)と似通っていますが、
外に開くか、中に開くかという点で用途が大きく異なります。
欄間とは
らんまと読みます。
扉上部の枠と天井の間の開口部。
日本の建築においては古くから用いられており、
お寺を始めとした歴史ある日本の建物では
今でも美しい木彫りの模様を施した欄間を見ることができます。
内倒し窓のメリット/デメリット
内倒し窓は隣家との距離が近くても取り付けが可能であり、防犯性や気密性に優れますので
採光や換気のみを目的とした場合には重宝します。
しかし、構造上カーテンやブラインドを付けることが難しいです。
コロナ禍での内倒し窓
2021年7月現在では依然としてコロナ禍にありますが、
内倒し窓は密閉を避け室内の換気を任意に行うことが可能になるため、
感染対策の一環として新たに内倒し窓を設置される方もいらっしゃるようです。
内倒し窓の設計図
取り付ける金具や大きさの規模が異なるだけで基本は片開きのドアと似通った構造となります。
中央部分は後からガラスを入れますので、空間を確保しておきます。
鈴木製作所では既製品にはないものや指定の寸法での部材製作も行っております。
お困りごとやご相談等ございましたらお気軽にお問い合わせください。鉄扉製作.com